昨日、IBMユーザー研究会で脳科学者の「脳を知って、脳を活かす」という講演を聞きました。興味深いことが盛りだくさんでしたが、一番印象に残ったのが、「直感とひらめき」の違いでした。
「直感」は理由がなく、「ひらめき」には理由があるそうな。ひらめきの理由は「理屈」であるが、直感に理由をつけようとすると「ヘリクツ」になるらしい。また、”理路整然”としたプレゼンは説得力があるが、”なんとなくそう思う”というプレゼンは評価されない・・・なるほど。しかし、脳科学的にいうとこの直感が実はすぐれものであるらしい。訓練、熟練、鍛錬の賜物らしくそう簡単に直感は磨かれないのだそう。「でたらめ」と似ているところがまた、難しい・・・確かに。
苦しい時代、または価値観が急速に変化している昨今、せめて直感を磨き、勘がさえる人間になるよう努力したいものです。